仕事を探していると様々な運送会社のトラックドライバーの求人を目にすることが多いのではないでしょうか。きつい仕事というイメージがあるトラックドライバーですが、仕事内容は多岐にわたります。そこで、トラックドライバーの仕事についてまとめてみました。
トラックドライバーのなかには「運転する事が仕事なので、人とコミュニケーションをとる必要が無い」と考えている人もいますが、実は大きな間違いです。ドライバーは荷物をお客さんに届けるのが仕事であり、会社を代表してお客さんと接することになります。お客さんと顔を合わせる頻度は営業マンと同程度と言っても過言ではありません。その為、挨拶や笑顔など、社会人としての基本的なマナーはとても大切なのです。 貴方が荷物を受ける側だったとして、荷物を持ってきたドライバーが無愛想で、挨拶もろくにしない人だったらどう思いますか?他のメーカーの製品に切り替えたり、運送会社を変えて欲しいと思うかもしれません。実際、ドライバーの態度に関するクレームはかなり多く、ドライバーのマナー教育に力を入れている会社も多いです。ドライバーの態度一つで、大切なお客さんを失うリスクがあることに充分注意を払いましょう。
次に、運送中のマナーもとても大切です。トラックのボディーに社名を入れているトラックは多く、ドライバーは看板を背負って公道を走っているようなものです。昨今、問題になっている、あおり運転は論外ですが、それ以外にもちょっとした事でクラクションを鳴らしたり、タバコの吸い殻をポイ捨てしたりするのもいけません。 もしかしたら、仕事の関係者が貴方のトラックの前や後ろを走っているかもしれません。そうでなくても、ドライブレコーダーが普及した現在は、悪質なドライバーはすぐに画像が拡散され、場合によっては会社名がネット上に晒されたり、個人を特定されることも少なくありません。常に人から見られているという意識を持って、くれぐれも運転マナーには気をつけるよう心掛けましょう。
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